雛壇アーキテクチャー

雛壇つくるぜ

若くして偉大な人とも伍する背伸び力が欲しい

■まだ44歳やったんかい

意外と若いというのが率直な感想だ。ディカプリオのことを知ったのが中学に入る前くらいだったような記憶があり、その当時には既に20代くらいかと思っていた。ハリウッドの「タイタニック」という超有名作で主演するくらいだし、演技もすごいと聞いていたので若手とはいえそれなりのキャリアを踏んでいるのかと勝手に思い込んでいた。

内容を聞いてもイマイチ惹かれなかったということもあり、「タイタニック」は未だに観たことがないが、「キャッチミ―イフユーキャン」と「ウルフオブウォールストリート」は観た。特に「ウルフオブウォールストリート」の方は劇場で3回観て、今後の人生の中でもベスト5には確実に入るであろう作品だと自分の中で位置付けている。この作品にディカプリオは主演していた。

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いだてんが視聴率で苦戦しているらしい

■「いだてん」を録画で見ている

土曜昼の再放送版を録画したものだが「いだてん」をほぼ毎週楽しんで見ている。なぜ土曜の再放送版を録画するかといえば、理由は2つある。

一つは本放送の日曜の20時~21時の枠は日テレのイッテQを見ているからだ。笑える番組であるイッテQは、翌日から憂鬱な月曜を迎えるにあたり我々家族のメンタル面での健康をギリギリのところで支えてくれているありがたい番組なのだ。

もう一つには、拙宅の録画機器の問題で、録画している番組にチャンネルを合わせておかなければ録画ができない、という理由がある。この録画機器の性質により本放送のタイミングで「いだてん」を見ようとすれば、日曜の夜という1週間で最もシビアな時間帯をエピソードの内容によってはシリアスに過ごさなければならず、家族のメンタルに多少の揺さぶりがかかる可能性は全くないとはいえないだろう。

そういった理由で「いだてん」は録画視聴(しかも再放送版の録画)なのだが、視聴率でかなりの苦戦を強いられているらしい。(https://www.iza.ne.jp/kiji/entertainments/news/191015/ent19101519420023-n1.html

ちなみに、上記で「ほぼ毎週」と書いたのは、ニュース特番などで再放送の時間帯がずれて録画出来ていない場合や、一気に2話見るときもあったりする事情を踏まえている。

 

■一抹の罪悪感

上にも書いたとおり、拙宅では「いだてん」をほぼ毎回楽しんでいるのだが、世間的には視聴率がよろしくなく、一部のメディアにはこの番組を批判するものもあるようだ。

言うまでもないが、視聴率というのはテレビ番組のユーザー満足度を定量的に図るために伝統的に用いられてきたKPIで、録画視聴は視聴率ではカウントされない。

つまり、見る都度楽しんでいるのに拙宅の視聴は「いだてん」のKPIに一切寄与していないのである。この状況に、一視聴者としてそれなりの罪悪感が胸に刺さってしまったので、「いだてん」の素晴らしい点を以下に書いて罪悪感の払拭につなげるとともに「いだてん」への微力な応援としたい。

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スーパーナチュラルという海外ドラマが終わるらしい

■米国ドラマ「Supernatural」が終わるらしい

「Supernatural」という米国のドラマがあるのだが、これがシーズン15で終わるらしい。私は、このドラマに10年ほど前に実家で流れていた海外ドラマ専門チャンネルにて出会った。元々オカルト好きだったので、主人公のウィンチェスター兄弟がモンスターや幽霊を倒していく話はシンプルにおもしろく、天使や悪魔が出てくるあたりで完全にどハマリし、DVDを買って見始めた。

結果的にDVD BOXはシーズン8まで、シーズン11か12くらいまでをケーブルテレビで見たもののケーブルテレビを解約したこともあってそこから先は見ていなかった。

 

個人的にはシーズン5までが最高に良く、シーズン5の最終回が近づくにつれディーン(※主人公であるウィンチェスター兄弟の兄)のあまりにも辛い戦いぶりを見ながら「どうなってしまうんや…」とハラハラしたり切ない気持ちになったりする中で、プリキュアを真剣に応援している小さいお友達はこういう気分なのかななどと思ったりもした。

そして、シーズン5の最終回は大変素晴らしく心揺さぶられた。私が見たすべてのドラマの中でも最も良かったものの一つになった。

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「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」観てきた

■総評
90点/100点。一言で観た直後の印象をいうと、悲しいウルフオブウォールストリートのような映画。
観た時点では上映館がそもそも少なくなっていたので混んでいた。年齢層は高めで40代後半以降の人が半分以上だったのでは。20代っぽい人はチラホラ程度。
観客の反応としては、主にアントン役の役者さん(アレクサンダー・スカルスガルトさん)のお芝居に対するリアクションが良く、笑い声が上がっていた。0.016秒を実現したときのコロンビアポーズのときには、私も声を出して笑った。
音楽もシーンとマッチしていて非常に良かった。
ウルフオブウォールストリートは3回くらい観たが、ハミングバードプロジェクトは重いので何回も観るのは辛い。
公式サイト→ http://www.hummingbirdproject-movie.jp/

以下、ネタバレ注意。

■あらすじ
リーマンショック後の米国証券取引において、どうやら超高速株取引というものが行われており、1ミリ秒(0.001秒)速い通信を整えて株取引をすることで大儲けする、ということがまかり通っていたらしい。

超高速取引で設ける、と言われてもピンとこなかったので自分なりに調べたところ次のような内容だった。

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仮面ライダーグリスを観てきたよ(7週間くらい前に)

仮面ライダーグリスを観てきたよ(3週間前に)

映画をみたので思ったことを書いてみる。決して映画評ではない。
なお、観てから既に3週間程度経過しているので遅きに失した感はあるが、所詮は一観客の感想だし仕事として書くわけではないので気にしないこととする。
観た作品は「ビルドNEW WORLD 仮面ライダーグリス」。TVシリーズ仮面ライダービルド」の1話冒頭を1分見てハマると直観し、その予感通りに無事TV本放送を完走。劇場版もフォロー。シリーズを締めくくるべく公開翌日に劇場へ向かった。
結論としては100点(100点満点)だった。
採点しているあたり映画評じゃないかと突っ込まれそうだが、採点というより観客として感じたことや満足度を定量的に表現するための一つの手段として大目に見て欲しい。

ただ、結論として満点の映画だったわけだが、仮面ライダービルドシリーズのファンとして気になる点はあった。そこがモヤモヤするので文字にして整理しておきたい。
書いたタイミングもだいぶ遅く、そもそも存在そのものが怪しいブログの記事ではあるが万が一関係者の方が何かの間違いでエゴサの限りを尽くしてこの記事にたどり着いた場合は貴重な時間を無駄にして本当に申し訳ないとしか言いようがないが、変身ベルトやフルボトル、劇場版など可能な限りの課金を楽しんできたうえでビルドファンであり続けているキモヲタの戯言として読み流して欲しい。

以下ネタバレ注意。長文にも注意。

■ストーリー概要
ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ後の世界の話。主人公はカズミンこと猿渡一海。前作「仮面ライダークローズ」にて旧世界の記憶を取り戻した人体実験の被験者 浦賀がテロ組織であるダウンフォールとともに科学の力で世界を征服しようとライダーシステムの強奪を図る。
ダウンフォールのテロリストたちはネビュラガスを濃縮したより強力なファントムリキッドを用いてファントムクラッシャーに、浦賀はメタルビルド(ハザードトリガーを活用していて俺得だった)に変身し、体内にネビュラガス成分しかない戦兎たちは変身出来ない状態に陥り、変身できるのはカズミンと三羽ガラスだけとなる中、みーたんが攫われ、戦いが幕を開ける。

以下、更にネタバレ注意。

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